相対論 · Mass–Energy Equivalence

質量とエネルギーの等価性

質量とエネルギーが本質的に同じものであり、関係式 E=mc² で結ばれるという特殊相対論の帰結。静止した物体もその質量に光速の二乗を掛けただけのエネルギーを持つ。原子核の質量欠損が核融合や核分裂で解放される膨大なエネルギーの源であり、恒星のエネルギー生成や原子力の原理を説明する。アインシュタインが1905年に導いた。

分野
相対論
英語名
Mass–Energy Equivalence
主要な貢献者
アルベルト・アインシュタイン

関連エントリ

物理概念宇宙のインフレーション誕生直後の宇宙が指数関数的に急激な膨張を起こしたとする理論。極めて短時間に空間が桁違いに引き伸ばされたことで、宇宙が大きく見て平坦かつ一様であること(地平線問題・平坦性問題)が説明される。量子的なゆらぎが引き伸ばされて密度のむらとなり、銀河など大規模構造の種になったとされる。グースやリンデらが1980年代に提唱した。物理概念バリオン音響振動初期宇宙のプラズマ中を伝わった音波が、再結合の時点で凍結されて残した特徴的な距離スケール。光子と重粒子(バリオン)が結合していた時代の圧力波が、銀河の分布や宇宙マイクロ波背景放射のゆらぎに約4.9億光年程度の周期的な相関として刻まれている。これを標準的なものさしとして宇宙膨張の歴史やダークエネルギーの性質が調べられる。物理概念宇宙マイクロ波背景放射ビッグバンの名残として全天をほぼ一様に満たすマイクロ波の放射。宇宙が冷えて電子と原子核が結合し光が直進できるようになった再結合の時代に放たれた光で、宇宙膨張により波長が伸び、現在は約2.7Kの黒体放射として観測される。1965年にペンジアスとウィルソンが発見し、わずかな温度ゆらぎが初期宇宙の構造の種を伝える。