恒星物理 · CNO CycleCNOサイクル炭素・窒素・酸素を触媒として水素をヘリウムに変える核融合の循環過程。これらの原子核が反応の過程で陽子を順に取り込み、最終的にヘリウム4を生成して元の触媒核に戻る。反応率が温度に強く依存するため、中心温度の高い太陽より重い恒星で主要なエネルギー源となる。ベーテとヴァイツゼッカーが独立に提唱した。分野恒星物理英語名CNO Cycle主要な貢献者ハンス・ベーテ / カール・フォン・ヴァイツゼッカー関連エントリ物理概念縮退圧パウリの排他原理に由来し、電子や中性子などのフェルミ粒子が同じ量子状態を占めることを禁じられることで生じる圧力。温度がほぼゼロでも残り、高密度天体を支える。電子の縮退圧は白色矮星を、中性子の縮退圧は中性子星を重力に抗して支える。質量がチャンドラセカール限界やTOV限界を超えるとこの圧力でも支えきれなくなる。物理概念エルゴ球回転するカー・ブラックホールの事象の地平面の外側に広がる領域で、時空の引きずり(フレームドラッグ)が非常に強く、いかなる物体も静止していられない領域。ここではブラックホールの回転方向に必ず引きずられるが、地平面の外なので脱出は可能である。この領域を利用して回転エネルギーを取り出すのがペンローズ過程である。物理概念無毛定理定常状態のブラックホールは、質量・電荷・角運動量という三つの量だけで完全に特徴づけられるとする定理。崩壊した物質の組成や形状などの詳細な情報は外部からは見えなくなり、ブラックホールは「毛がない(個性がない)」と表現される。重力波観測でブラックホールの性質を検証する際の理論的基盤の一つとなっている。