ブラックホール · Ergosphereエルゴ球回転するカー・ブラックホールの事象の地平面の外側に広がる領域で、時空の引きずり(フレームドラッグ)が非常に強く、いかなる物体も静止していられない領域。ここではブラックホールの回転方向に必ず引きずられるが、地平面の外なので脱出は可能である。この領域を利用して回転エネルギーを取り出すのがペンローズ過程である。分野ブラックホール英語名Ergosphere主要な貢献者ロイ・カー / ロジャー・ペンローズ関連エントリ物理概念無毛定理定常状態のブラックホールは、質量・電荷・角運動量という三つの量だけで完全に特徴づけられるとする定理。崩壊した物質の組成や形状などの詳細な情報は外部からは見えなくなり、ブラックホールは「毛がない(個性がない)」と表現される。重力波観測でブラックホールの性質を検証する際の理論的基盤の一つとなっている。物理概念潮汐力重力場の強さが場所によって異なるために、広がりを持つ物体に生じる引き伸ばしや圧縮の力。物体の近い側と遠い側で受ける重力の差として現れる。地球の海の潮の満ち引きや、惑星の輪の形成、ブラックホールに落ち込む物体の引き伸ばし(スパゲッティ化)の原因となる。一般相対論では時空曲率の差として記述される。物理概念スパゲッティ化強い重力場、特にブラックホールに落下する物体が、極端な潮汐力によって進行方向に細長く引き伸ばされ、横方向に圧縮される現象。物体の中心に近い部分と遠い部分で受ける重力の差が非常に大きくなることに起因する。小質量ブラックホールほど地平面付近の潮汐力が強く、物体は事象の地平面に達する前に引き裂かれうる。