素粒子 · Axionアクシオン強い相互作用におけるCP対称性の破れがなぜ極めて小さいのかという問題(強いCP問題)を解決するために導入された、非常に軽く中性の仮想粒子。ペッチェイ・クイン機構に伴って現れる。普通の物質とほとんど相互作用しないため暗黒物質の候補ともされ、強い磁場中で光子に変換される効果を利用した探索が進められている。分野素粒子英語名Axion主要な貢献者ロベルト・ペッチェイ / ヘレン・クイン / フランク・ウィルチェック / スティーヴン・ワインバーグ関連エントリ物理概念ニュートリノ振動電子・ミュー・タウの三種類のニュートリノが、伝播するうちに別の種類へと周期的に変化する現象。これが起こるにはニュートリノが質量を持ち、種類(フレーバー)の状態と質量の状態が混合している必要がある。太陽ニュートリノ問題の解決として発見され、ニュートリノが質量を持つことを示した。標準模型を超える物理の重要な手がかりである。物理概念チェレンコフ放射荷電粒子が、ある媒質中の光の速さを超える速度で運動するときに放出される青白い光。媒質中で局所的に乱された電磁場が衝撃波のように重なって生じ、特有の円錐状に放射される。原子炉の水中で見える青い光がその例である。粒子の速度や種類の測定に利用され、ニュートリノ検出器や宇宙線観測の重要な手段となっている。物理概念シンクロトロン放射磁場中を相対論的速度で運動する荷電粒子が、磁力線のまわりを螺旋運動する際に放出する電磁波。運動方向に強く絞られたビーム状に放射され、電波からX線まで広い波長にわたる連続スペクトルを示す。超新星残骸やパルサー、活動銀河核のジェットなど宇宙の高エネルギー現象で広く見られ、磁場や高エネルギー電子の存在を示す。